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親が突然入院。「退院後は自宅に戻れない」と言われたら、家族が最初にすること。

ある日突然、病院から「そろそろ退院の準備を」と言われ、続けて「このままの状態では、ご自宅での生活は難しいかもしれません」と告げられる。多くのご家族にとって、これは心の準備がないままに直面する出来事です。

「え、もう決めないといけないの」「何から手をつければいいのか分からない」——そう感じるのは、決して珍しいことではありません。むしろ、突然の入院から退院までの期間は限られており、じっくり考える時間が十分に取れないまま次の一歩を求められるケースがほとんどです。

まずお伝えしたいのは、この段階で「すべてを今日決めなければならない」わけではない、ということです。ただし、何も知らないまま時間だけが過ぎてしまうと、選べたはずの選択肢が狭まってしまうこともあります。ここでは、こうした場面で家族がまず確認しておきたいことを整理します。

病院側から出てくる「退院支援」という言葉

入院中、ある時期から病院内に「退院支援」「地域連携」といった名前の部署やスタッフが関わってくることがあります。多くの場合、医療ソーシャルワーカー(MSW)と呼ばれる職員が、退院後の生活について相談に乗ってくれる立場です。

まず確認したいのは、次の3点です。

  • 本人の身体状況が、今後どの程度回復する見込みなのか(医師・リハビリスタッフの見解)
  • 自宅での生活に、どの程度の介護・医療的なケアが必要になりそうか
  • 退院までにどのくらいの時間的な猶予があるか

この3点がはっきりしないまま施設探しだけを急いでしまうと、本人の状態に合わない選択をしてしまう可能性があります。焦る気持ちは自然なことですが、まずは現状の整理から始めることをおすすめします。

家族が注意しておきたいポイント

退院時期が迫る中で施設を探す場合、次のような点に注意が必要です。

第一に、「空きがあるところ」を優先しすぎないことです。時間的な制約があると、どうしても「今すぐ入れる施設」に目が向きがちですが、本人に合わない環境での生活は、かえって心身の負担になることもあります。

第二に、費用面の確認を後回しにしないことです。入居一時金の有無、月額費用、医療的なケアが必要になった場合の追加費用など、後から想定外の負担が発生しないよう、早い段階で確認しておく必要があります。

第三に、本人の意思をできる限り確認することです。時間がない中でも、可能な範囲で本人の希望や不安を聞く機会を持つことは、その後の生活の満足度に大きく関わってきます。

よくある失敗・誤解

「退院日が決まっているから、とにかく施設を1件でも早く決めなければ」と考え、比較検討をほとんどせずに契約してしまうケースは少なくありません。結果として、入居後に「思っていた環境と違った」「もっと合う施設があったかもしれない」と感じるご家族もいらっしゃいます。

また、「病院や地域包括支援センターが紹介してくれた施設だから安心」と考え、他の選択肢を検討しないまま決めてしまうケースもあります。紹介そのものが悪いわけではありませんが、本人・ご家族に合っているかどうかは、別途確認する価値があります。

ココテラスができるサポート

私たちココテラスでは、特定の施設に偏らない立場で、本人の状態やご家族の状況に合わせた施設探しをお手伝いしています。時間的な制約がある中でも、複数施設への空室確認や見学の調整、見学への同行まで、できる限り伴走します。

また、施設入居はゴールではなく、その先には実家の扱いや家財整理といった課題が続くことも多くあります。こうした一連の流れを見据えたうえで、今の段階で確認しておくべきことをご案内することも可能です。

まとめ

退院後の生活について「自宅は難しい」と告げられたとき、家族はまず、本人の状態と退院までの時間的な猶予を確認し、焦って1件だけで決めないことが大切です。とはいえ、実際には限られた時間の中で判断を求められる場面がほとんどです。

一人で、あるいはご家族だけで抱え込まず、専門家に相談しながら進めることで、後悔の少ない選択につながります。

ケアマネジャー・地域包括支援センター・医療ソーシャルワーカーの皆さまへ

退院支援の現場で、時間的制約のある中での施設探しにお困りの際は、ご家族への支援の一環として、空室確認・見学調整・見学同行までお任せいただけます。ご多忙な中でのご負担軽減として、お気軽にお声がけください。


今、退院後の生活について不安を抱えている方へ

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(ご状況の整理だけでも構いません)

愛知・岐阜の老人ホーム紹介センターココテラス

☎︎ 0587−50−9955